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四天王との開発秘話

特集 徳川家康の食べる味噌「四天王との開発秘話」

  • 赤味噌の仕事人 浅井信太郎
  • 料理の知恵者 廣瀬ちえ
  • 野菜ソムリエ 横島龍磨
  • 目利きのエキスパート 神谷利徳

味噌は、魔法の調味料。
調理味噌はいかがでしょうか?

栄養士・リマクッキングスクール(マクロビオティック)師範科終了・Jr野菜ソムリエ
「食を通じて幸せを分かち合いたい」をテーマにした食チームCHIE'S KITCHEN を主宰。安全・安心な食材を使用した調理法やレシピを数多く開発

廣瀬:これはこれは将軍様、今日はお忍びでございましょうか?

家康:何を申すか!今日はのう、ちえ殿に知恵を借りにまいった。
400年前、わしは日本に平和をもたらした。今度はのう、日本を元気にしたい! そう思うておるのじゃ。そこで元気と言えば、味噌じゃ。
わしは、新しい味噌を作ろうと思って“まるや八丁味噌”の浅井殿におうてきたわ。
そこでじゃ。八丁味噌までは決まったが、どんな内容にしようか迷うておる。 そこで料理の知恵者、そなたの出番じゃ!!
その前に、そなたの肩書きに付いておるマクロビオティックとは、何ぞや?

廣瀬:そっちですか(笑)。マクロは大きい、ビオは生命、ティックは方法とか術という意味です。「大きな目で、食べること、生きること」を考える方法です。
世間では苦行にように思われていますが、全然そんなことはなくて、心と身体、そして五感など、すべては繋がっていますので、食事だけではなく、 トータルで食べること、生きることを考える術です。

家康:わしものう、自分で薬を調剤するほど健康オタクであったから、よう分るぞ。
では話を味噌に戻そうか?そなたにとって八丁味噌とは?

廣瀬:魔法の調味料でございます。1つの中に旨みと甘みが入っており、相当スゴイ。
菌たちが生んでくれるモノは、身体にとっては宝物です。 醤油とか酢とか味りんとか、醗酵食品が日本の食文化を作ってきました。 日本の長寿の秘密も、ここにあります。

家康:なるほど。で、この味噌を、そなたならどうする?

廣瀬:簡単に使えるように調理味噌を作っては、いかがでしょう?最近、若い人の味噌汁離れが問題になっています。調理味噌なら、いつでも手軽に楽しめます。 ただし、大きな問題があります。添加物です。新しい味噌を作るのは素晴らしいと思いますが、そこに不自然なものを入れてはなりません。

家康:そうじゃの。自然なものを作るのに、不自然なものを入れては本末転倒じゃな。
そなたの想い、この家康、しかとうけたまわった。
ところで、わしは今年469歳、ちと疲れたわ。そんなわしに、そなたなら何を作ってもてなしてくれる?

廣瀬:“おむすび”でございます。手で食べられる!カッコもいらない!礼儀もいらない!
それでいて、最速でエネルギーになる。 相手のことを想い、縁を結ぶために握る。それが“おむすび”です。
元気が出ない はずがありません。

家康:さすが知恵者じゃ。次は、味噌に入れる野菜じゃな。野菜といえば…(つづく)

赤味噌の仕事人 浅井信太郎
野菜ソムリエ 横島龍磨
目利きのエキスパート 神谷利徳


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